埼玉県立越谷北高新聞から取材 丸山泰弘先生

刑事法学の丸山泰弘准教授が、埼玉県立越谷北高校の新聞部の取材を受けました。特集「大麻」で薬物使用者の差別をなくすコメントが「越谷北高新聞(2018年11月30日発行)に掲載されました。

薬物依存の問題は、使用や所持することを犯罪とすることで適切な医療や回復に繋がることを阻害してしまうということにポイントがある。事故や事件を起こすものとしては酒も同様だが、飲酒の事故は非難がされても酒そのものには批判がなされていない。つまり「薬物だからダメ」というイメージで作り出された「犯罪」であるということ。むしろそいういった偏見が薬物を使用した人を差別の対象としてしまう傾向にある。差別により回復を遅らせるのではなく、その人らしく回復するためにはどう接したらいいか。薬物使用があろうが無かろうが「人」として付き合っていけばよいと、薬物使用者への偏見を無くそうと伝えています。

大麻は薬物のひとつではあるけれど、太古の昔から衣服の麻や神事でつかわれる鈴縄、釣り糸、蚊帳、下駄の鼻緒など、生活の身近なところで使われるものでもあります。物事の一面だけでは判断できないことのひとつではないでしょうか。

新聞のタイトルのように「害になるかならないかは使い方次第」ですね。